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中小企業診断士2次試験対策の習熟度合いを、ライフサイクル的に整理してみた

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こじろうです。

 

中小企業診断士の2次試験において大きな悩みの一つとして、どこまで勉強して何ができるようになれば合格レベルといえるのか、ということがあると思います。そもそも絶対評価は何を基準にという問題がありますし、特に独学の方は勉強仲間がいない場合も多く、受験生内での相対評価も難しい場合があります。

 

私は、費用面や勉強スケジュールの柔軟性という観点から独学にこだわっており、勉強仲間もいなかったため、受験生時代に最も悩んでいました。同じような悩みを抱えている受験生も多いのではと考え、少しでも参考になればという想いで書いてみます。

 

 2次試験対策の習熟度合い別ステージとは?

 

私は、2次試験対策における習熟度合いを、下記の通りの段階に分けることができると考えています。

 

ステージⅠ 当初期

ステージⅡ 成長期

ステージⅢ 成熟期

 

ステージⅠ 当初期

こちらは2次試験対策を開始したばかりで、過去問を80分で解いてみたものの解答欄をすべて埋めることができず、解答した箇所も的外れな場合が多い、といったイメージです。

 

2次試験では一般的に、80分で解答を完成させるための、自分に合った解答プロセスの構築が重要と言われています。私も同感でして、試験当日の不確実性(初見問題、サプライズ、体力・精神面の疲労)に対応するためには、自分になりの型を身に着けたうえで臨むのが好ましいといえるでしょう。

この当初期においては、解答プロセスの構築を進めるために、ふぞろいや一発合格道場の記事等をフル活用しながら、実際の合格者のやり方をマネにしたり、カスタマイズしてみるといいと思います。

 

この他、知識の定着と補完も忘れずに行いましょう。過去問を通じて分からない語句や内容は、スピードテキストや全知識等を用いて自分の言葉で語れるようになるまで勉強するべきでしょう。

 

 

ステージⅡ 成長期

こちらは、過去問についてはほぼ時間通りに解答することができるが、解答が安定しない等の理由により、何となく不安に感じているといったイメージです。

 

不安に感じる=準備不足=解答プロセスが未完成 or(and?) 現場対応力の不足

 

ざっくりいうとこんな感じです。

対応策は以下の通りだと考えます。

・解答プロセスの完成:適切にPDCAサイクルを回し、実行・分析・改善を繰り返す

・現場対応力の強化:T●C等による2次模擬試験を受験

 

特に、模擬試験は一度受験してみると色々参考になります。

私は模擬試験を通じて、疲労困憊による事例Ⅳでのミスが目立つなどの問題が明確になり、本番で適切に対処することができました。

 

ステージⅢ 成熟期

この段階で合格レベルに達します。ゾーンに入るみたいな感覚で、どんな問題がきても大丈夫という自信を持つことができています。(根拠は乏しいのですが…)

 

ここまでくれば、あとは当日までの体調管理と、食事も含めた当日のタイムマネジメントをしっかり行うことだけです。

 

 

あなたのステージはどこでしょうか?

 

いかがだったでしょうか?

最後のほうはかなりざっくりしたものになりましたが、私自身の経験に照らしてみるとあながち的外れでもないのかなと思います。

いずれにしても、自身の勉強がどこまで進んでいて、合格までに何が足りていなのか把握することは非常に重要です。ぜひ参考にしてみてください。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。