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中小企業診断士試験の難易度をどう考えるか

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 私は、会社の不安定な将来に対する備えと、自分自身に明確な根拠に基づく知識を身に着けることを目的に、20歳代後半で中小企業診断士試験に挑戦しました。中小企業診断士はご存知の通り国家資格であり、日本経済新聞によるビジネスマンを対象とした「新たに取得したい資格」の第1位になるなど、今最も注目されている資格の一つといえるでしょう。

 

 しかしながら、非常に難易度の高い資格であり一般的に、税理士より低く行政書士や社会保険労務士と同程度、合格まで1,000時間の学習が必要といわれています。

 

 日々忙しく仕事をしているビジネスマンにとって、この学習期間は相当の負荷であり、相応の覚悟と不断の努力がなければ、合格には至らないものと推察できます。ご参考までに、1次試験と2次試験を両方ともをストレート合格する確率は、4%程度です。

実際のところはどうなの?

 

ご覧いただいている通り、非常に難易度の高い資格です。

しかし、1次試験における科目合格の仕組みや、1次試験合格1回につき2次試験の受験チャンスが2回得られることを踏まえると、諦めずに根気よく取り組むことができれば、4%程度という数字に尻込みして構える必要はないのかなと感じます。

 

一方で、上記の試験制度を活用したところで、2~3年(場合によってはこれ以上)という長期間にわたって、計画的かつ継続性をもって勉強する必要があります。

 

独学にこだわりたい!

 

中小企業診断士試験の勉強方法として、①予備校通学、②通信講座、③独学、の3つが挙げられます(併用ケースもあり)。

このうち、③独学の場合、他の2つと比べて、コストパフォーマンスに優れている、自分のペースで勉強を進められる、といったメリットがあります。一方で、モチベーションの維持や、受験生間の情報に触れる機会が少ないといったデメリットもあり、継続的に勉強することが難しい場合も考えられます。自分自身に合った勉強の仕方を模索して、途中でリタイヤしないように工夫することが重要でしょう。

 

 

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