カルテット最終回!私的な備忘録(ネタバレ有)
洗濯機を回していたことに気づかず放置し、先ほど1週間ぶりに洗濯機のふたを開けました。
かび臭いです…
最悪です…
ファブリーズをかけまくりました…こじろうです。
ファブリーズって除霊効果もあるんですって。ほんとかいっ。
カルテット最終回を迎えました。
先日、火曜ドラマ「カルテット」最終回を迎えました。ドラマで描かれている部分は、大きな流れの一場面でしかなくて、綺麗さっぱりすべてが解決!!みたいな終わり方は嫌いなんです。なので、登場人物の片思いも別荘の売却も、何もかもが中途半端だけど、カルテットドーナツホールの物語は続くことを予感させる終わり方で良かったです。
印象的なのは、冒頭繰り広げられる、平行世界を見せられているような錯覚。
・二度寝ちゃんのすずめちゃん⇒徹夜して勉強するすずめちゃん
・ニートの家森さん⇒週7日働く家森さん
・まともなサラリーマン別府さん⇒無職の別府さん
そして、週刊誌に取り上げられ世間から注目を集めていることを逆手に、満員の大ホールでの演奏会を実現するストーリー。そこでは、レッテルに囚われないで音楽を楽しんでいる観客(1話目の高校生が来てるのにグッときた!!)と、空き缶をステージに投げる観客や、拍手もせずに途中退席する観客など、様々な意思決定をする人間がいた。
話は逸れるが、人は無意識のうちに他人の意見に左右されている。「自分で決めた」と思っていても、多かれ少なかれ、他人の影響を受けている。他人の意見に似るという面では、石原さとみさんがドラマで着用した洋服がバカ売れしたり、ドラマ「逃げ恥」でガッキーと星野源さんが宿泊した旅館に予約が殺到したりと、枚挙に暇がない。また、影響にはこの逆で異質化という側面もある。ヒットチャートの音楽を「みんなが聴いているから」という理由で聴かない、ということだ。どちらが良い悪いの話ではない。だから、途中退席する観客が悪い人間には見えないんだよな…。週刊誌を捨ててる人もいたしね。
でも、空き缶は投げちゃダメ、ゼッタイ。
まきさん拉致
まきさんの手と髪の色(グレー?)を見て、彼女の境遇を直感。すぐに連れ去ったすずめちゃん。後ろから抱きつく家森さん。これに対して、まきさんも素直に連れていかれたわけで、冒頭の告白は本音でもあり、嘘でもあったんだな…。
死と乙女
すずめ「一曲目ってわざとこの曲にしたんですか?」
まき「ん、好きな曲だからだよ」
すずめ「まきさんのこと、疑ってきた人は別の意味に取りそう」
まき「そうかな」
すずめ「なんでこの曲にしたの?」
(口紅を塗るまき)
まき「零れたのかな。(鏡越しに)内緒ね。」
すずめ「うん」
曲について調べてみると下記の通り。
病の床に伏す乙女と、死神の対話を描いた作品。
乙女は「死」を拒否し、死神に去ってくれと懇願するが、死神は、乙女に「私はおまえを苦しめるために来たのではない。お前に安息を与えに来たのだ」と語りかける。ここでの「死」は、恐ろしい苦痛ではなく、永遠の安息として描かれている。ドイツでは、昔から「死は眠りの兄弟である」とよく言われており、ここでの「死」も一つの永遠の安息として描かれている。(引用元:Wikipedia)
うーん。よく分からない。誰か教えて。
みんな、ボーダー服
「境界性人格障害」という心の病は「ボーダーライン人格障害」とも言われている。ドーナツの穴のように、みんなの完璧でないところが好きと別府さんが語っていた(何話か忘れた)が、この辺を示唆しているのかな…と妄想してみる。
せんきゅーパセリ
パセリ苦手だな、美味しくないなって思っていた過去の自分が恥ずかしい(なんでだよっ)。ちなみに花言葉調べてみましたよ。「死の前兆」…これは深読みな気がする。
①「役に立つ知識」
由来:役に立つハーブ
②「お祭り気分」「勝利」
由来:古代ギリシャでかつて行われていた「ネメアの競技会」の勝者に、パセリの冠が贈られた。
③「死の前兆」
由来:前述の競技会の主催・ネメア王の息子が、パセリの上に寝かされている間に毒蛇にかみ殺されてしまったという神話に因む。
(引用元:花言葉事典 http://www.hanakotoba.name/)
手紙の女性と帽子(G)の女性
これは同一人物ということで良いと思う。なお、椎名林檎さんなんじゃないかと憶測が広まっていたけど、こちらを演じていたのは岸茉莉さん。奏者を辞めたと言っていたけれど、演奏会での彼女は楽器を手にしていた。カルテットドーナツホールの演奏を見て、一体何を想ったのか。ほんの一瞬しか画面に映らなかったが、彼女の物語は、心から通じ合える仲間との出会いという運命と奇跡がなかっただけ、なのかもしれない。
ページに挟まる家森さん
週刊誌のページとページの間に挟まってた。必死に開いても見えない。このシーン、何気ないけど、シュールで好きだな。
私的備忘録でした。