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中小企業診断士の実務補習を受講しました!注意点など。

 

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 私は、現在中小企業診断士の実務補習中で、今回が5日間コースの2回目です。

 実務補習の肝は、初日の社長ヒアリング。

正しい事実認識がなければ、会社の経営課題を誤って捉えかねません。

社長ヒアリングで成果を出すために、今回私が取り組んだ内容を、以下に示します。

 

経営課題の仮説をたてる

業種別審査辞典や診断先企業のホームページなどから、情報を収集・整理。

会社の沿革をはじめ、業種や売上・利益規模などの視点から、自分なりの経営課題の仮説をもって社長ヒアリングに臨みました。

 

経営課題のチェックリストから重要項目を選別

前述の経営課題の仮説をもとに、診断先企業にとって重要性の高い項目を選別。

全ての業務分野について内容を確認し、どこの執筆担当になっても柔軟に対応できるように準備しました。

 

成果と気づき

この取り組みによって、白紙の状態で得る情報と、仮説の検証という目的をもって得る情報では、同じ情報でも、企業の本質を突くという点で大きく異なると感じました。

 

そして、特殊性に惑わされずに限りなく本質に近いところに仮説を設定できるかどうか。この能力によって、有能なコンサルタントかどうかの評価ができるのではないでしょうか。

 

実務補習では、情報収集の機会が限られています。しかし、それは診断実務においても同じはずです。

仮説の精度を高めることで、限られた機会を有効に活用でき、ひいては、成果の高いアウトプットにつながるものと考えます。